おはようございます、コスモインフォメーションズの「まめ」です。
前回カフェメニューでベーグルを作ってから早二週、またパンを作ってみました。

今回のカフェメニューは
『手作り“ハイジの白パン“とミニエビグラタンのセットランチ』です✨

ということで今回は白パンを作りました。
だいたいのパン屋さんには置いてるあのふわふわの白いやつです。

「アルプスの少女ハイジ」では
歯が悪いお婆さんの為に、ハイジがお金持ちのクララの家で出たこの白パンを持ち帰る…なんてエピソードが有名で、“ハイジの”と付けられる場合が多いですね。
その歯の悪いお婆さん(いつも堅い黒パンを食べていた)でも食べられるくらいふわふわで柔らかいパンです。

作り方は至ってシンプルで、
小麦粉、砂糖、塩、イーストにバターを練り込んで丸め、

発酵させて焼く、という工程ですが他のパンと少し違うのが、
①二次発酵の前にパンの真ん中を棒で押して割れ目を作る

ということと、
②焼く前に小麦粉をふって、

低温で焼き上げるというところです。

だいたい白パンを食べる時は割れ目をサクッと二つにちぎって食べると思いますが、
この割れ目を作るのに、二つに分かれるくらい棒を強く押しつけて分け目をつけるのですが、発酵で膨らむと仕上がりは浅い割れ目(お尻みたい)になります。

そして焼く前に粉をふって低温で焼くことで焼き目の薄い白いパンに仕上がるのです。

ということで…
他のメニューはなるべく前日に仕込みをしっかりしておいて、当日朝から時計を見ながらコネコネつくっておりました。

出来上がりはまずまずで、焼き立てを味見するとやっぱり柔らかいぃ☺️そして美味しいぃ✨

付け合わせは、ドライフルーツとコロコロハム入りドレッシングをかけたレタスサラダと、トマトとツナの素麺カッペリーニです🍅

この手の変わり種メニューは中々メインでは選んではもらえませんが、今回思ってた以上によくでて、食べてくれたお客様からは美味しいの声もしっかり頂けました😊
人生二度目のパン作りもやっぱり悪戦苦闘はしましたが、お客様の反応が良かったことで救われました☺️

そして、出来立ての美味しさを改めて実感出来たのも大きかったですね。

揚げたて、焼きたて、中々出来立てをお客様に提供するのは難しいですが
出来立ての美味しさを知っているとどうすればそれに近づけるかを否応なく考えてしまいます。状況にあったやり方でベストを尽くす、なんせ「美味しい」の一声を聞く為に私たち調理師は働いているんですもんね😉

次の「美味しかった」が聞けるメニューを考えつつも、
今回のパン作りの生地の柔らかさは子どもらの赤ちゃんの時のほっぺみたいにふわふわで、めちゃ癒されたなぁと昔を思い出して思わず頬が緩む「まめ」でした👶