“医食同源メニュー“〜ビタミンB群編〜
〜今月のフェア〜
おはようございます、コスモインフォメーションズの「まめ」です。
コスモ恒例今月のフェア、11月の「まめ」事業所は、
“医食同源メニュー“〜ビタミンB群編〜を実施いたします✨
“医食同源“とは、
「病気を治療するのも食事をするのも、共に生命を養い健康を保つ為のもので、その本質、源は同じである」
という意味の言葉です。
実はこの“医食同源“メニューは去年にも何度かやっておりまして、
8月は夏に不足しがちなビタミン(全般)編を10月には中性脂肪編を実施いたしました。
今回ビタミンB群、特にB1.B6をとりあげたのは寒くなってきて、
身体を暖めるために代謝を活発にするにはどんな食事をすれば良いか?というところからでした。
そこでエネルギー代謝の補酵素であるビタミンB群に注目し、
特に(冷え性の方も多い)女性に優しいB6(ホルモンバランスを整える、
美肌や美髪をつくる、睡眠や精神的な安定を守るなど)と季節の変わり目で体調を崩しやすいということで
B1(疲労回復、集中力を高める、お酒を飲んだりお菓子をよく食べると不足しがち)
それに、
B1B6と助け合いながらエネルギー代謝に関わり、数百種の酵素の働きをサポートするナイアシン(特に飲酒により失われやすい栄養素でもある)をとりあげてメニューを組むことにしました。
ということで、1回目のメニューは
・鮭の塩焼き[B6]
・冷奴[B1]
・枝豆[B1]
・茹で鶏の甘辛葱ダレ[ナイアシン]
・赤パプリカのピクルス[B6]
少し健康的な感が強すぎてパンチに欠けたかなと思いつつも、
鰹出汁に鶏皮の旨みを足して炊いたさつまいもご飯や、
油で一晩マリネしてからしっとり低温で茹でたムネ肉など、
ひと工夫が美味しいに変換されてお客様に伝わっていれば良いなと、
中身(味)は胸を張ってお出しできる内容だったと自負しております😊
『みをつくし料理帖』(高田郁著)の中でも、源斉先生が澪に「食は、人の天なり」と言っていたように(元は『徒然草』にも書いてあったもの)
食べるということ、食べるものというのは、人が生きていく上で最も大切なもの、のひとつなんだなぁと改めて心に刻みました。
食と身体の関係がより解明されている現代、
作り手としてはより考えてメニューを作らないといけないなぁと、
久しぶりに本棚から『みをつくし…』を手にとる「まめ」でしたm(_ _)m