〜お味噌汁の味〜

おはようございます、コスモインフォメーションズの「まめ」です🫛
先日食堂にとある荷物が届きました📦
本社にお願いして買ってもらった『塩分濃度計』です✨
皆さんご存知のように夏は汗をかくことで水分と塩分が体内から失われるのですが、
その分体が塩分を求めるので、逆に塩分摂取量が増える傾向があります。
また、1日の塩分摂取量の目標は成人男性で7.5g、女性で6.5gですが
日本人の平均摂取量は男性11g、女性9.3gと1.5倍近く多くなっています。
ということで、我々調理師は塩分を控えた調理というのを意識しなければいけません。
そこで登場するのが「塩分濃度計」な訳です😌
わたしの現場ではほぼ毎日お味噌汁を提供しています。
お味噌汁の平均塩分濃度は約1%だそうです。
180ccのお味噌汁には1.8gの塩が入っている計算です。
仮に1日に2食(お昼と夜とか)お味噌汁を飲むとするとそれだけで3.6g摂取することになります。
勿論お味噌汁以外にもメインメニューなどはもっと塩分が含まれている可能性は高く、
目標値が男性7.5g女性6.5gですから、いかに塩分を摂りすぎてるかがわかると思います。
そこでわたしの現場ではお味噌汁の塩分濃度を0.7%にすることにしました。
お味噌汁を一番美味しいと感じるのは0.8%〜1%の濃さらしいのですが、
玉ねぎのヘタなど野菜屑でじっくり出汁をとることで旨みを抽出し、
「ちょっと薄いけどじんわり美味しいお味噌汁」になるよう工夫しています。
食事というのは良くも悪くも「慣れて」いくものです。
最初はちょっと薄く感じていたものが、毎日食べていくことでそれが普通になっていくと良いですね☺️
安定の「薄くて美味しいお味噌汁」を続けていきたいと思います。
ちなみに今のところ「お味噌汁薄くなったね」のお声はいただいてません😉